62年製ストラトを忠実に再現！！

フェンダー(USA)の1962年製ストラトキャスターをフェンダージャパンが復刻生産！！
スラブローズウッド指板、7.25R、3トーンサンバーストカラーを採用し、ヴィンテージフェンダーを忠実に再現した作りとなっています。

ベストウェイトのアルダーボディが、しっかりとした中低音のストラトキャスターサウンドを生み出します。
スラブ指板の影響で、中音域の粘りは最高！
ハーフポジションでのリフやカッティングは音の分離が良く、トーンも効果的に様々なサウンドを彩ります。
アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド・スラブ指板という60年代初期のストラトキャスターのスペックに、ST-VINTAGE（USA）ピックアップがマッチしており、パワフルで粘りのあるサウンド。ソリッドでブルージーなサウンドを奏でます。
このST-VINTAGE(USA)ピックアップは、フェンダージャパンではストラトキャスターの上位機種のみに使用されています！
USAピックアップ搭載＆トーカイ製なんて、願ったり叶ったりのスペックです！！

稀少なトーカイ製☆

フェンダーUSAが業績不振に陥った1970年代後半、日本には本家を脅かす精度でそのコピーモデルを製造していた２大メーカーがありました。『グレコ』と『トーカイ』です。
業績を立て直すため、フェンダーUSAはグレコ（フジゲン）をパートナーに選び、【フェンダージャパン】が設立されます。

大々的にフェンダー(っぽい)ギターの製造ができなくなったトーカイ。
とは言え、トーカイのその技術力は内外ともに認めるものがありました。
フェンダージャパン（旧グレコ）は1990年代前半の短期間のみ、トーカイに一部の楽器の製造を依頼します。
トーカイ製のフェンダージャパンは、その製造期間も短く、生産数も少ないため、いまや世界中でマニアがいるほどの幻の逸品となっています！！
今回のこのST62は、そのトーカイ製。30年以上前のギターですが、さすがはトーカイの技術力。コンディションは良好です！

（ブランドの詳細はnote（ブログ）で説明したいと思ってますのでお楽しみに！）

スペック

ボディ：アルダー 3.36kg
ネック：メイプル1P
フィンガーボード：ローズウッド7.25R（スラブボード）
ピックアップ：ST-VINTAGE（USA）シングル・ピックアップ×3
コントロール：Volume x1、Tone x2、5way SW、
特別仕様：筆記体 「Made in Japan 」スタンプ（トーカイ製の証です）

コンディション：【A+ VeryGood】

ボブディランとストラトキャスター

ボブディラン伝説のライブとも名高い『ニューポートフォークフェス』。
それまでの彼のフォークソングを楽しみにしていた観客たちは、彼のエレキギターでの初めてのパフォーマンスに度肝を抜かれ、ブーイングの嵐が起こります。
彼が披露したのはあの有名な"Like a rolling stone"
それまでの慣習や社会をぶち壊そうと、初めて『Rock』を演奏したのです。

その時彼が選んだギターこそ、今回ご紹介するギターの元とも言える、フェンダー3TSローズネックのストラト。
フォークからロックへの宣言であり、「伝統」から「革新」への彼の決断の具現化でもあったのです。