オーヴィル LPS-75 VS 1995 フジゲン製 ＝即戦力＝ Orville

このオーヴィル LPS-75 VSは1995年製
ギブソン公認のレスポール レプリカモデル。

日本製で、フジゲンが製造しているので、造りは抜群です。
LPS-75には、プレーンなソリッドメイプル材が使用されており、ネックジョイントは50年代のヴィンテージ同様のディープジョイント（ロングテノン）を採用。
17度のヘッド角や程よい厚さのネックフィーリングは、
1958-1959年頃のレスポールの仕様を見事に再現しています。

Orvilleブランドは、最上位機種にはソリッドのフレイムドメイプルやカーリーメイプルを採用していましたが、
それ以外のフレイムメイプルモデルには、フレイムメイプルを薄く貼ったり、フレイムパターンのシールがトップに貼られたりしていました。
そう考えると、ソリッドメイプルTOPのLPS-75は、
まさに『質実剛健』『コスパ最高』モデルなのです！

ちなみに「Orville by Gibson」モデルとの唯一の違いは、
Gibson製のピックアップが載っているかどうかだけで、木部は同等です

LPS-75に搭載された日本製オーヴィルピックアップは、温かみと明るさを兼ね備え、クリアなサウンドを生み出しています。
このギターの木部の造りの質の高さは、生音やクリーンサウンドで鳴らした時に理解できます。
もちろん、Over Driveサウンドでは、50年代のR&Rから60年代後半のブリティッシュロック、ハードロックや、さらには現代に至るまで対応してくれます。
２つのピックアップとVol,Toneを駆使するだけで 多彩なサウンドを生み出せるものだと改めて実感します。

＝即戦力＝である理由は、経年で劣化するパーツがリプレイスされている点です。
Gotoh SD90チューナー、テールピーススタッド、PUエスカッション、真鍮製Pot、ビンテージレプリカコンデンサーなど、
実戦向けの仕様。
サウンドも演奏製も、格段に向上しています。
お好みのピックアップに変更するベースとしても、素晴らしい個体だと思います。

今のなお、世界のギター好きから認められ求められている
80〜90年代のフジゲン製国産ギター。
オーヴィル：LPS-75 も、
間違いなく日本を代表するヴィンテージ・ギターの一つと言えるでしょう！！

スペック

ボディ：Top 単板メイプル / Back マホガニー 4.0kg
ネック：マホガニー (Deep-joint セットネック)
指　板：ローズウッド
ピックアップ：オリジナル ハムバッカーPU x3
コントロール：Volume x2, Tone x2, 3way SW
スペシャル仕様：17°ヘッド角 , Deep-jointセットネック,
　　　　　　　　ゴトーSD-90 チューナー, Vitamin-Q コンデンサー

コンディション　：　B

長く現場で使用されていたギターなので、ボディバックやエッジ部分にダメージがありますが
楽器としての反応・響きは育っていると思います。
ダメージ部分の浸食防止処理を施しております。