VG KTR ＊ 60's J-45 Style 黒 / 単板Body 寺田楽器製 2011

VG KTR-45 Blackは、単板マホガニーボディのギブソンJ-45スタイルモデル。
実際のビンテージのJ-45から採寸し、
ボディ全体で“鳴る”楽器を目指し製造されたモデルです。
ボディはマホガニー単板、ネックは30年以上自然乾燥させたのSouth American Mahoganyを使用。ブレーシングには、1957年製J-45実機を検証した、Foward Shifted Non-Scallopedを採用。
ルックスは、ホワイトラージガードやダブルリングのロゼッタなど、60’sのJ-45の特徴を再現。
ブラックボディからは、Rockなアコギ感をひしひしと感じます。

そのサウンドは、まさにJ-45。
マホガニー単板ボディが、ふくよかな中低域を生み出し、
トップの単板シトカスプルースの反応の良さが相まって、
素晴らしいバランスの取れたサウンドを放ちます。
優れた立ち上がりの良さは、ボディ厚を10m/mサイズダウンしたことが功を奏している。
締まった中低域、きらめく高域、バランスの取れたトーンを生み出している一因です。
もちろん、低音弦をミュートしてズンズンを弦を弾けば、
泥臭いギブソン系のブルース・アコースティックギターの音色はしっかり持っています。

また、職人によるハンドシェービングよる握りやすいネックシェイプを実現。
ネックシェイプに関しては60sギブソンJ-45よりも若干厚めを採用。これは、サウンドを優先したためで、大正解。
低音域から高音域まで心地よい音色に、弾いていて時間を忘れてしまいますよ。

VG、寺田楽器とは・・・

寺田楽器のオリジナルブランド「VG」。
「年に１度、寺田の職人が作りたいものを、作りたい様に作る！！」
というコンセプトのもと、高い技術力で製作されるシリーズとしてスタート。
そしてこのKTRシリーズは、歴史的名器を現代の最高の技術で蘇らせる、限定生産プロジェクトです。
ご存知の通り「寺田楽器」は現在も、世界中のハイエンドメーカーのOEM製造を請負う
世界屈指のギター製造工場。特にアコギや箱物の造りは、世界で右に出る工場はないでしょう。
また、長い歴史に裏打ちされた上質な木材を所有しており、いまでは希少な材料を使っての製造が可能な点は、世界唯一無二とも言えるでしょう。

世界的に材料価格が高騰している昨今、これほど優れた材料で作られたオールソリッドはどれだけ貴重でしょう。
是非、あなたの手に。

スペック

トップ：ソリッド シトカスプルース
サイド＆バック：ソリッド アフリカン マホガニー
ネック：サウスアメリカン マホガニー（30年以上 自然乾燥）
フィンガーボード：ローズウッド
ブリッジ：ローズウッド（アッパーベリーブリッジ）
フィニッシュ：ラッカー

コンディション：【A+ Very Good】